ハワイだけでなく、アメリカで物件を購入する場合、まず一番最初に決める大切なことがあります。物件購入は大きな買い物ですから失敗のないよう、信頼できる不動産エージェントを決めましょう!
2)いくらの物件が購入可能かを知る。
夢は大きく、アメリカンドーリームってことで、ステキなオーシャンビューの一軒家をワイキキに欲しい!って思ってもまずは現金と相談ですよね。現金払いは無理となれば、当然住宅ローン。でもいったいいくら借りられるのかしら?素直な疑問です。不動産エージェントが決まったら、次は、ローン限度額を知るため信頼できるローンオフィサーに相談してください。
住宅ローンには、もちろん金融機関で異なりますが、いくらまでなら貸してあげるよ、って言う限度額があります。借入者の収入をベースに、預貯金、車などのローンがあればその返済額、家を借りて住んでいる場合はその家賃、クレジットヒストリーなどが審査の対象となり、ローン限度額が決定されます。配偶者や親、子供などの同居予定の家族の収入合算も可能です。
ローンオフィサーと会う前に:
1、過去2年間のタックスリターン
2、給料明細
3、銀行口座の残高証明
などが必要となるので、前もって何が必要か確認してくださいね。
3)物件購入の目的をはっきりさせる。
エージェントが決まり、自分の購入希望物件のリミットを確認した後は、物件をどう使用するかを良く考えること。
1、自分たちで使う
2、自分たちで使って、使わない時は貸す
3、投資目的で貸すだけ
”貸しやすい物件でも、自分は住みたくない”、と言った場合が多いので、ここで目的をはっきりさせてください。
4)物件を選択/内覧
アメリカの殆どの物件はMLS(Multiple Listing Service)というデータベースを利用して検索することができます。ハワイの物件は、ここから検索できます。
不動産エージェントと相談しながら、希望条件にあった物件を探し出し、内覧の予約をとってもらいます。予約なしでも、通常日曜日(午後2時〜5時まで)は、オープンハウス(自宅開放)をやっているので、気になる物件があれば内見できますので、これもエージェントと相談されるといいかと思います。
5)オファー(購入申し込み)
希望物件が決まり、価格や条件が決まり次第、購入申し込みを作成、買主に提出。日本にいながらでも、コンピューターアクセスがあれば電子サイン可能。便利な世の中です!
6)売買契約の合意
売主と買主の間で、オファーが合意されるまで、お互いのエージェントを通して、契約内容や条件の交渉が行われます。ここで、合意とならず契約が成り立たない場合もあります。
7)エスクローオープン(開設)
売買契約が成立したら、売主と買主の双方が署名したすべての契約書と手付金をエスクロー会社(政府から認定された公平な立場で業務を実行する独立した第3者)に送ることによって、エスクローオープンとなります。
エスクローオープンからクローズまでの間、物件名義の審査、物件検査、第2手付金の支払い、シロアリ検査、買主ローン承認、公証手続き、最終点検、残金支払い、名義変更登録などが順に行われます。エスクローオフィサーが、1つ1つのプロセスがスムーズに進むように、売主と買主エージェントと連絡を取り合い、名義変更、登記書類の作成から登記の実行までをも代行してくれます。
8)エスクロークローズ
権利移転、そして登記完了でエスクロークローズ。これで、売主から買主に鍵が渡されます!